i-worksとは、建築家伊礼智が考える誰もが心地よいと思える家づくりです。ちいさくてもゆたかに暮らすことのできる資産価値の高い住まいを提供していきます。
定例会の前に、今年5月にオープンした谷口工務店さんの大津モデルハウスを見学しました。こちらのモデルハウスは伊礼さんが設計されたもので、多くのハウスメーカーの展示場が並ぶ中でも一際目立っていました。
毎年注目していた設問がこちら。
「住宅事業者の重点的取組事項と一般消費者が重視するポイント」
かんたんに言うと「工務店とお客さん、何を重視してるの?」
「ゼロエネ」「Ua値」「一次エネルギー消費量」「ZEH」「HEAT20」などのキーワードが出て以来、実は「工務店とお客さん、『建物の性能』を重視」しています。
「建物の性能」と言っても、内容は様々。
工務店側の「建物の性能」TOP5は、
・省エネ性
・耐震性
・高耐久性
・劣化対策
・通風・換気性
となっています。
それに対しお客さん側の「建物の性能」TOP5は、順位は違えど内容は一緒でした。
で、この表の横に「デ」と書きました。
TOP5中4個に。
デコスは断熱材なので「省エネ性」に当てはまるのですが、デコスの持つ特長を活かす作りをすると、その他の項目まで影響を及ぼします。
それが、TOP5中4個=重視するポイントの80%にデコスが影響するということになります。
その他、ここにはありませんが「難燃性」はとても重要。
万が一、火災の際「安全第一」は鉄則です。