エコリーフ環境ラベルプログラム

エコリーフ環境ラベル・カーボンフットプリント制度とは?

私たちが、購入・消費している製品やサービスは、製品の製造から廃棄されるまでの間に多くの原料やエネルギーを消費しています。そして、環境に配慮した製品やサービスが日用品や生活雑貨から建築物に至るまで様々な分野で登場していますが、その多くは私たちの目には直接届かず、消費者は購入・利用する商品やサービスの選定に際して環境に対する情報を得る機会が少ないことも事実です。


 エコリーフ環境ラベル(以下、エコリーフ)やカーボンフットプリント(以下、CFP)は製品の製造部分だけでなく、原料の部分など川上の部分や流通・施工などの川下の部分も含めて環境に対する影響度を数値化して、分かり易く伝える為の仕組みです。
 製品の環境に対する情報を消費者に伝えるという観点から、環境コミュニケーションラベルの1つですし、製品の環境情報を定量的に外部へ発信することから環境製品宣言(EPD)でもあります。

eco_cfp

日本では、これらのプログラムを一般社団法人サステナブル経営推進機構がエコリーフ環境ラベルプログラムとして運営・運用しています。


エコリーフ環境ラベルプログラムのHPはこちら

それぞれのラベルの違いは?

 デコスでは双方のラベルを取得していますが、その違いは以下の通りです。

  エコリーフ C F P
目的 見える化・見せる化 (豊富な情報開示) 見える化・見せる化 (わかり易い表示)
開示対象 不特定多数(主に事業者向け) 消費者も含めた不特定多数
対象影響領域 マルチクライテリア(開示は3種以上) シングルクライテリア(温暖化)
算出ルール PCR(共通ルール) PCR(共通ルール)
信頼性確保 第三者検証(数値) 第三者検証(数値)
準拠・関連する 国際規格 ISO14025:2006 ISO/TS14067:2013
上記国際規格を指定するプログラム EPEATT (Electronic Product Environmental Assessment Tool) LEED (Leadership in Energy & Environmental Design) EPEATT (Electronic Product Environmental Assessment Tool)

カーボンオフセットプリントのねらいと情報公開

カーボンフットプリントに取り組むねらいとして次のような点が挙げられます。
● 事業者が商品・サービスの提供における環境負荷を認識することで、環境負荷低減やコス削減につなげることができます。
● 消費者が商品の環境性能を認識することで、環境に配慮した購買行動を促すきっかけになります。
● 所定の手続きに基づき第三者検証を受けた商品は、そのカーボンフットプリントについての内容と取組みがWebサイトに掲載されます。

信頼性を高めるために

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これらのラベル取得においては信頼性の確保が重要 ですが、算定・評価については統一されたルールの中 で作成された製品種別ごとの算定ルール(製品種別算 定基準:PCR/Product Category Rule)を第三者のレ ビューを受けたうえで策定する必要があり、そのルー ルに基づいた算定を実施したうえで、その数値結果に ついても第三者レビュアーから検証を受ける必要があ ります。

認定PCRについて

『デコスファイバー』を算定する上での製品種別算定基準(PCR)として『吹込み用セルローズファイバー断熱材』(PA-249000-AU-01)に基づいて算定を実施してます。




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