私たちが、購入・消費している製品やサービスは、製品の製造から廃棄されるまでの間に多くの原料やエネルギーを消費しています。そして、環境に配慮した製品やサービスが日用品や生活雑貨から建築物に至るまで様々な分野で登場していますが、その多くは私たちの目には直接届かず、消費者は購入・利用する商品やサービスの選定に際して環境に対する情報を得る機会が少ないことも事実です。
エコリーフ環境ラベル(以下、エコリーフ)やカーボンフットプリント(以下、CFP)は製品の製造部分だけでなく、原料の部分など川上の部分や流通・施工などの川下の部分も含めて環境に対する影響度を数値化して、分かり易く伝える為の仕組みです。
製品の環境に対する情報を消費者に伝えるという観点から、環境コミュニケーションラベルの1つですし、製品の環境情報を定量的に外部へ発信することから環境製品宣言(EPD)でもあります。