住宅のリフォームを行う場合、その目的はLDKやトイレ・浴室周りの機能的なリニューアルにあります。なかなか、躯体そのもの、つまり耐震補強や開口部の温熱性能向上、壁体および屋根面の断熱改修までも同時に行うことは多くはありません。
しかし、建物対躯体本体に手を入れることで、地震に強く、省エネルギーな躯体改修を行うことが可能となります。
その場合、既存躯体を触らずに室内側に付加する断熱ボードやサッシももう一枚追加する方法もありますが、躯体そのものを効率的に改修することも可能です。
ここでは、数多くの断熱リフォームの実例を集めました。
いずれも、機能性アップのリフォームを行うことを目的としながらさらなる性能向上を計画した事例です。