講演①
東京大学大学院の准教授でJCAの顧問を務めて頂いている、前先生に「明るく楽しい脱炭素」と題してご講演いただきました。
コロナ禍・ウッドショック・ロシア軍によるウクライナ侵攻などによって、木材やエネルギー価格、電気料金、食品などさまざまなモノの値段が上がっている現状を踏まえ、脱炭素について解説。
「SDGs」「脱炭素」と聞けば大変で負担が大きいイメージを持たれる方は多い。しかしドイツでは高断熱の義務化により部材も低廉化、低所得者向けの公営住宅も断熱改修が普及しているとのこと。
また電気料金の高騰に伴い、家計を圧迫している現状と打開策を解説。
エネルギー価格の上昇と急激な円安によって、電気料金はますます値上がりすることが予測される。
一般の家庭は、それを受け入れざるを得ない。
しかし高断熱化を行うことでエアコンの使用を抑え、太陽光発電の設置によって創電することで、影響を小さくすることができる。
本当の脱炭素は生活を楽に楽しく、未来を明るくするもの。