そーれはんのう
仕事始め
地元のおまつりへ!美杉台フェスタ2018
2018年11月25日|カテゴリー「そーれはんのう」
1週間ほど前、関東工場近隣で毎年11月に開催される「美杉台フェスタ」に行ってきました。
会場付近は山の上の方なのでモミジバフウが色づいて、すっかり秋です
この日は天気が良くてぽかぽかで、とても気持ちの良い日でした。
(写真を見る限りどんよりしてますが・・・)
美杉台フェスタは地元自治会主催のおまつりで、フリーマーケットや飲食コーナー等、毎年60以上のお店が出店しています。
無農薬野菜、お茶、うどん、おでん、焼きそば、カレー、ラーメン、餃子、ヨーヨー釣り、ポップコーン、手作りアクセサリー、自家製クッキー、雑貨、子供服、本、コーヒー、アイス、おもちゃのリサイクル、消しゴムはんこ、スライム作り・・・
地元中学の吹奏楽部の発表もあり、楽しませてくれます。
小・中学校のPTAブースでは制服や体操服のリサイクル販売をしており、なんと数十円~数百円で買えてしまうから驚きです。体操服の洗い替えはココで手に入れるのがオススメです!
こちらは、毎年長蛇の列ができる「おもちつき」。
このもち米・・・実は買ってきたものではないんです。
例年、地元の美杉台小学校の5年生には「まい田んぼ」の授業があります。
地域の農業経験者や保護者がサポーターとなって、小学校敷地内に田んぼを作り
種まき~苗を育て~土を作り~代かき~田植え~生育調査~稲刈り~収穫~脱穀・・・とすべての田んぼ作業に子供たちが関わります。
はじめ、にゅるにゅるの泥んこに足を入れてきゃあきゃあ騒ぐ子供たちも、夏休みには当番を決めて稲の生育調査に行くのです。そうして作られるもち米は、なんと100キロ以上の収穫になった年もあったとか!
これを使っておもちをつくので、おもちをつきたい子、おもちを食べたい子で長蛇の列になるんですね。
つきたてのおもちなので、とてもやわらかくて美味しいのです
かくいう私の定番は・・・7丁目のキーマカレー
このカレー、水を一切入れずに野菜の水分だけで作っているんだそうです。
キーマカレーに焼きたてのナンがつくので大人気。早めに買いに行かないといけません!!
お昼少し前に行ったのですが、ちょうどナンの焼き上がり待ち(泣)・・・このあと出かける予定があったので、今年はライス+キーマに。
でも、いつもの美味しいカレーでした!
ぽかぽか陽気だったので、子供たちに混ざって列に並び。
こちらも定番の、アイス!
子供にはおまけのお菓子があったのですが、やっぱり私はもらえませんでした(笑)
でも、お祭りって美味しいモノをいろいろ食べられてうれしいですよね。
(山中)
〇〇って何?シリーズ④撥水剤って何?
2018年10月25日|カテゴリー「そーれはんのう」
こんにちは。
関東工場の山中です。
〇〇って何シリーズ4回目。
撥水剤(はっすいざい)って何?です。
◆水をはじく性質◆
デコスファイバーには防虫剤・難燃剤としてホウ酸・ホウ砂が配合されています。
これらは水に溶けやすい性質があります。ホウ酸・ホウ砂が流出するとどうなるか?
難燃剤としての効果がうすれ燃えやすくなる・・・そ、それは困ります!
つまり撥水剤は「他の薬剤が水に溶けて流れ出すのを防ぎ、効果を発揮させる」ために入れるのです。
撥水剤として「ステアリン酸アルミニウム」を使用していますが、これは日焼け止めやファンデーション、ベビーパウダーなどにも使用されており、肌に直接塗っても大丈夫です。
◆水>湯気>水蒸気=湿気◆
「木質繊維系断熱材だから調湿する、デコスファイバー」
・・・だけど、撥水するのに調湿するの?と疑問に思いますよね。
水分子の大きさは液体と気体ではずいぶん違います。
正確には分子の大きさではなく、水(液体)の分子は水素結合によって大きい塊となっているのに対し、水蒸気(気体)は分子が1個ずつバラバラになっているので、壁を通り抜け木質繊維の間に取り込まれます。木質繊維は湿気の吸収・放出をくりかえし室内の湿度を調整します。
スポーツウェアやレインウェアで「ゴアテックス」という防水透湿性素材がありますが、表面の雨は通さず、内部の水蒸気は外部に排出します。防水透湿の部分は同じ原理ですね。
最後に、同じセルロースファイバー断熱剤でもメーカーによって撥水剤が入っていないものもありますので要注意です。JIS A 9523認証品かどうかで判断できますので参考にしてください。
写真はデコスファイバーについているJISマーク。数々の要求事項を全てクリアしている証しです。
(山中)
制震ダンパー「ミューダム」
2018年10月16日|カテゴリー「そーれはんのう」
草加2日め。
今日は、アイディールブレーン川口技術研究所にて耐震ダンパー「ミューダム」の実大試験を見学。
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耐震ダンパーは主に3種類。
オイル、ゴム、そして「ミューダム」の金属流動。
ミューダムの一番の売り文句は、「夏冬の温度に影響されない+揺れの速度に影響されないこと」。
どんな環境でも安定した性能を発揮する。
コレは素晴らしい。
鋼材スライド部分にボルトで強く締め付けたアルミ板があり、地震時に伸び縮みして金属流動し、地震エネルギーを熱に変えて揺れを減らす仕組みです。
万が一、錆が発生しても性能には全く影響がないことも確認済み。
昨日学んだ耐震シミュレーションソフトWallstatに採用されている唯一のダンパーです。
実測データ 縦軸:水平方向せん断力、横軸:層間変異
緑線に囲われた部分の面積が大きいと制震性能が優れているそうです。
いろいろと説明や試験結果解説を受け、質疑応答と意見交換する図。
建物性能、壁の中つながり、見えないモノの見える化、説明の仕方を含めとても勉強になりました。
知らないことを学ぶには、やはり体験が一番です!
説得力が違います。
みなさま、どうもありがとうございました!
(田所憲一)
(一社)工務店フォーラム 耐震研究所
2018年10月16日|カテゴリー「そーれはんのう」
昨日、デコス業務提携先の日本ボレイト浅葉社長の紹介で、(一社)工務店フォーラム 耐震研究所 へ。
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ここは、耐震について説明、模型、体験によってわかりやすく学べる施設となっています。
「地震に強い」を説明する根拠は、「Wallstatによるシミュレーション」
これは、K-NETという地震データと地盤データを基に設計した物件がどのようになるかをシミュレーションできるソフト。
誰にでも視覚的にわかりやすいソフトです。
弱い家はすぐ倒壊してしまいます。
「4号特例=2階建ての木造建築物は構造計算しないでよい。設計する建築士が自分でチェックしてね。」というのが、木の家の現状。
ちなみに、4号特例は書類4枚、構造計算は書類400枚。
どちらが信頼できるかは明らかです。
地震に強い家は丈夫につくる必要があります。
これは、梁のサイズUP例。
構造計算されていない構造躯体。
構造計算された構造躯体。
柱、梁のサイズ、本数、金物の数が全然違います。
丈夫な躯体は重くなります。
それを支えるには丈夫な基礎が必要。
これは、弱い基礎。
見るからに強い基礎。
お金がかかるわけです。
この施設の目玉!日本に3台という「地震体験システム」。
北海道、東日本、熊本前震、本震を体験しました。
これに勝る体験はないっ!!すごい!!!
百聞は一見に如かず。一見より体験です。
家づくりの考え方は、
①安心・安全
②心地よさ
③省エネ
ここはいろんな人が知るべき施設だと思うと同時に、「デコスでも体験できる環境をもっともっと進めなければ!」と感じた施設でした。
とても勉強になりました。
(田所憲一)
デコスを体験!デコス工場見学募集中!!
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