東京大学大学院 前先生研修会

IMG_1959
8月7日、安成グループの住宅部門に携わる社員向けの研修会を開催しました。
講師は東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 准教授 前真之先生

住宅の断熱性能強化の必要性については広く理解が進んでいるが、YouTubeなどにて多様な情報が氾濫していることから、お客様も住宅に携わる社員も「何が重要で、どう説明すべきか」を悩んでいるのではないかということで企画しました。

タイトルは
これからの地場工務店が目指す家造り
~住む人の健康快適・安心と地域の発展に貢献する安成工務店の住まい~

住宅業界の現状確認と今後の住まい造りの考え方について講演。
住宅は、住む人が幸せに暮らせて地域も豊かになるチカラ(デザイン・構造・エコ・長持ち・豊かさ)を持っていて。どれか一つに偏るのではなく平均して高いレベルで家づくりを考えるべき。
特に豊かさのチカラには、地域が豊かになることが含まれており、それをできるのはハウスメーカーではなく地場工務店とのこと。

そのほかにも、学校の断熱改修の取り組みや空調計画の話まで多岐にわたってご講演いただきました。
1_page-0001
研修会の前に、安成工務店の建物(Ua値=0.40)をサーモカメラで撮影して頂きました。 
(デコスのセルロースファイバー断熱材を屋根・壁に施工) 
庇とルーバーによる日射遮蔽や全館空調によって暑い日でも穏やかな冷気でも十分に快適な環境になっていることがわかりました。 

前先生ありがとうございました。 
(賀村祐太)