地域循環への取り組み
地域と協働で取り組んでいる地域循環システムを紹介します。
山口工場がある菊川町内に配達された新聞紙を、団体や個人が工場に持ち込み、工場内に設立した「NPO法人e小日本きくがわ」が回収します。
持ち込み量に応じて地域通貨「エコロ」を発行し、町内の加盟店で利用いただいています。回収した新聞紙は、工場内でセルロースファイバーに加工し、住宅用断熱材として一部は地域に戻るシステムです。チラシや雑誌も回収しており、これらは市内の業者に引き渡し、再生紙や固形燃料に生まれ変わります。
リサイクルの推進、省エネルギーや資源の有効活用が評価され、山口県から「山口県エコ・ファクトリー」に認定されました。
(岡川智嘉)