東京は「北の国から」状態に。
リスクマネジメント
1/22、東京都心部などで積雪が20㎝を超える4年ぶりの大雪となりました。
少しの雪や台風の影響など、天候悪化で交通網がパニックになっている状況をニュースでよく見ると思います。
そんな中、私たち東京OFFICEのスタッフも、皆通勤に車を使わず電車やバスを利用しています。
そこで今回は、天候に学ぶ「リスクマネジメント」について考えてみることにしました。
基本的に警報が出た場合、朝なら「自宅待機」、昼なら「早退」としています。
警報=国(気象庁)が「確実に大変なことになるよ」と言っている状況。
この情報を活かさないで他の何を信じればよいのでしょう。
自分の意思で運転出来る車通勤では少し違うと思いますが、自分で運転出来ない公共交通の場合には「甘い判断、遅い判断=より大きなリスク」となってしまいます。
例)電車が止まる=帰れない、超満員電車に閉じ込められる、身動きがとれない、トイレに行けない、体調不良、雰囲気が殺気だつ、携帯の電源がなくなる、下手すれば停電
自分の意思では文字通り「どうしようもない」「いかんともし難い」状況に巻き込まれてしまいます。
駅には、普段のラッシュアワー通勤とは比較にならないほど人が一気に集まるため、パニック状態で入場制限。
電車は運休・大幅遅延、相互乗り入れ中止、とにかく待っても来ない、来ても混み過ぎてて乗れない。
気の弱い人はずっと乗れない(笑)
階段で人があふれると、押され転び、その人きっかけに止まらない人間ドミノ状態に。
ホームに人があふれかえると転落。
毎朝のラッシュでも「ヒヤリハット」なのに、さらに危険極まりない「マジヤバい」状況になってしまいます。
これらの1次災害、2次災害を避けるためには「リスクマネジメント」が必要です。
現場でいうところの「KYK=危険予知活動」。
・過去の事例に学ぶ
・リスクを想定する
・対策を考え、備える
・情報収集
・早めに判断する
・早めに動く
天候は自分ではどうしようもないけれども、スタッフや自分の身を守るために事前に考え、やれることを対策し早めに実践する。
これは、天災だけではなく何でも通じる大切な考え方だと思います。
仕事は昔と違い各自にiPhoneがあるため、つながればどこでも何とか出来るようになっています。
そのため、余計に無理は禁物です。
まさに「安全第一」
命あって物種です。
みなさま、ご安全に!(田所憲一)