2019年7月、株式会社デコスは、 『デコスファイバー』を対象に、多様な環境負荷情報を公開・宣言する『エコリーフ環境ラベル』の宣言取得を建築用断熱材として日本で初めて行いました。これは、2011年11月のカーボンフットプリント(CFP)マーク使用許諾認定(日本初/当時)を取得時より続く一連の環境に対する株式会社デコスの情報開示の取り組みです。
デコスが環境情報開示に取り組む背景として、『デコスファイバー』が他の断熱材と比較して、製造時のエネルギー使用量が極めて低いことや『デコスドライ工法(乾式吹込み工法)』により完全に躯体へ充填できる施工性の良さ、建築物自体の省エネルギー性の担保のしやすさ等から、その製品の環境関連情報を公的に証明することを目指したことがあります。
デコスでは、持続可能な建築物の拡大を目指すうえで必要な環境性能情報の開示を通じて、公共建築物等の木材利用促進を目指すとともに拡大しているCASBEEやLCCM住宅、LEED対応建築物など、建築業界での温室効果ガスや各種環境負荷の把握・低減に向けた活動への貢献を目指します。デコスは施主様・工務店・建材会社など様々な利害関係者の方々と連携しながらこれらの認知度向上・意識向上に繋げていく活動を推進して参ります。